2025.08.07
ゾーホージャパン株式会社(本社 : 神奈川県横浜市、代表取締役 : マニカンダン・タンガラジ、以下「ゾーホー」)は、首都圏の私立小学校・中学校・高等学校を対象とした進学相談イベントを運営する株式会社リンク(本社 : 神奈川県横浜市、代表取締役 : 田村 麻里子、以下「リンク」)が、クラウド型ビジネスOS「Zoho One」を導入したことを発表します。
リンクは2009年の創業以来、対面での進学相談イベントを主軸としてきましたが、コロナ禍を機に事前予約制へ移行。2020年にはオンラインプラットフォーム「進学相談.com」を開設しました。このデジタル化への迅速な対応により、会員数は年間約1万人のペースで増加し、現在では累計数万人の会員が利用するサービスへと成長しています。
しかし、会員や取引先の急増に伴い、従来の業務運営では次のような課題が顕在化していました。
1.メール配信コストの増大
2.顧客データ管理の複雑化
3.業務システムの分散による非効率化
これらの課題解決を目的に、45以上のビジネスアプリケーションを統合できる 「Zoho One」の導入を決定しました。
Zoho Oneに含まれるメールマーケティングシステム「Zoho Campaigns」へ切り替えた結果、従業員1人あたり5,000件・計4万件の配信先を基本料金内でカバー可能に。
その結果、従来システムに比べ約47%のコスト削減を実現しました。
さらに、会員属性ごとのセグメント配信を徹底したことで、イベント集客メールの開封率は50%超を継続。コスト削減と同時に、ユーザーとのエンゲージメント向上にもつながりました。
顧客管理システム「Zoho CRM」により、分散していた顧客・取引先データを一元化。煩雑だったDM発送やデータ整理を効率化し、現場の作業負担を大幅に軽減しました。
さらに、会計管理「Zoho Books」とBI分析「Zoho Analytics」を連携させることで、受注・売上推移や月次分析などの経営指標をリアルタイムに可視化。スピーディな経営判断を支える体制を整えています。
予約管理システム「Zoho Bookings」で学校説明会をオンライン予約で一本化。教職員はシステム上でスムーズに対応できるようになりました。
加えて、アンケート作成「Zoho Survey」による来場者満足度調査やフィードバック収集まで、Zoho One上で完結。複数システムを横断する必要がなくなり、現場の業務効率が飛躍的に向上しました。
今回のZoho One の導入は、少人数体制のリンクが、コロナ禍というビジネスモデルの転換期においてデジタルツールを統合的に活用することで、効率的かつスピーディに成長を遂げた好例と言えます。
本事例に関する詳細はこちらからご覧いただけます。
ゾーホージャパン株式会社は、ワールドワイドで事業を展開するZoho Corporation Pvt. Ltd.(本社:インド タミル・ナドゥ州チェンナイ CEO:Shailesh Kumar Dave)が開発/製造した企業向けクラウドサービスを日本市場に提供すると同時に、関連するサポート、導入支援、コンサルティングなども提供しています。業務改善・生産性向上を支援するクラウドサービス群「Zoho」は、世界で1億3千万人のユーザーに利用されており、日本国内でも営業支援ツール「Zoho CRM」や、45種類以上の業務アプリケーションを利用できる統合スイート「Zoho One」を中心にユーザー数を拡大しています。また、当社は同社が開発したネットワーク管理開発ツールや企業向けIT運用管理ソフトウェアも提供しており、IT運用管理ツール群「ManageEngine」は世界28万社を超える導入実績を誇り、国内でも着実に販売を伸ばしています。
コーポレートサイト: https://www.zoho.co.jp/
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進学相談イベント運営の株式会社リンクが「Zoho One」を導入PDF