当社は2017年より川根本町にサテライトオフィスを構え、地域に根ざした事業展開を行ってまいりました。今年で9年目となり、2027年には開設10周年を迎える予定です。
まずは設立当初より変わることなく当社を温かく受け入れてくださっている川根本町の町民の皆様、ならびに川根本町役場の皆様に、心より感謝申し上げます。
都市部に集中しがちなIT人材や仕事を、地方にも広げたいという思いが出発点でした。
川根本町は自然豊かで、人と人とのつながりが強い地域です。ここに拠点を構えることで、将来的に新たな雇用を生み出すだけでなく、地域に根ざしたIT活用の可能性を広げられると考えました。
ゾーホージャパンが今年9月で25周年を迎え、また川根本町サテライトオフィスが来年10周年という節目を迎えるにあたり、サテライトオフィス設立後の変化や現在の取り組み、さらに今後の展望について川根本町 町長 薗田靖邦氏にお話を伺いました。
――サテライトオフィスの設立後、川根本町にはどのような変化がありましたか。
少しずつではありますが、確実に変化を感じています。ゾーホーのインド人社員の方にも参加してもらい、食文化の紹介やワークショップなどを通じて、町民の皆さまと外国人の方が自然に交流できる場を多くつくることを大切にしてきました。最初は少し距離があった方々も、回を重ねるごとに打ち解け、笑顔が増えていく様子が印象的でした。
こうした交流は、単なるイベントではなく、町に新たな雇用や新しい風を吹き込む大切な機会だと感じています。
特に、川根高校の生徒がインドのZoho Schoolsに参加して現地のインド人学生と共に学び合うICTキャンプでは、人口世界一のインドの活力と勢いを肌で感じてよい刺激を得られたことはかけがえのない経験になり、国境を越えたつながりが生まれています。
こうした取り組みは、町に新しい視点や価値観をもたらし、持続可能な地域活性化につながっています。
町の皆さんが「地元にいながら世界とつながれる」と実感してくれていることは、私たちにとって大きな変化であり喜びです。
――現在、特に力を入れている取り組みは何でしょうか。
町全体のデジタル活用を後押しすることです。
IT技術の導入やデジタル人材の育成が進むことで、教育や産業、行政サービスの充実につながるとともに、町の新たな可能性を広げることができると考えます。
地域に根ざした産業とIT技術を融合させることで、若い世代が地域に根づくきっかけにもなっていると感じています。
――今後の展望と期待についてお聞かせください。
過疎化や少子高齢化が進む中、川根本町ではITの活用を地域活性化の大きな柱として位置づけています。
今後も川根本町はITのグローバル企業であるゾーホージャパンとの連携をさらに深め、ICT教育の充実と多文化共生の推進に取り組んでまいります。
そして地域の皆さまとともに知恵を出し合いながら、誰もが暮らしやすい町づくりを実現し、持続可能で魅力ある川根本町の未来を築いていきます。
川根本町の皆様から、日々多くのご支援をいただき、事業運営が円滑に進んでいることは、川根本町にサテライトオフィスを設置した大きなメリットとして感じています。
川根本町は美しい自然と温かい人々が暮らす、挑戦と成長のチャンスがあふれる町です。
恵まれた環境の中での業務は、社員のモチベーション向上や業務の効率化にもつながっており、地元コミュニティやアクティビティに参加するなど、社員同士のコミュニケーションにおいても大きなメリットがあります。
開設からの9年間を振り返り、ゾーホージャパンはインド企業の特色を生かした様々な取り組みを元に、積極的に川根本町との関係を築いてきました。
今後も地域と企業が共に成長していくために、川根本町と共に未来を見据えた取り組みを継続してまいります。
引き続き変わらぬご支援とご厚情を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
<川根本町での活動>
https://www.zoho.co.jp/kawanehoncho/