2026.08.06
ゾーホージャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:マニカンダン・タンガラジ、以下「ゾーホージャパン」)は、静岡大学が推進する日本インド共創人材育成プログラム「InSPIRE(インスパイア)」に協力し、日本とインドの学生を対象に、国際共修プログラムを実施します。2026年8月には、親会社であるZoho Corporation Pvt. Ltd.(本社:インド タミル・ナドゥ州チェンナイ、CEO:シャイレシュ・クマール・デイビー、以下「Zoho」)が静岡大学の学生を受け入れ、同年9月にはゾーホージャパンが川根本町サテライトオフィス(静岡県榛原郡川根本町)にて日本・インド両国の学生を受け入れます。両社は、地域に根ざした多文化共生の取り組みを学ぶ機会を提供することで、次代のグローバル人材の育成に貢献します。
静岡大学は、2025年10月に日本インド共創人材育成プログラム「InSPIRE(India-Shizuoka Partnership for Innovation, Research, and Education)」を開始し、産学官連携による日印共創人材の育成に取り組んでいます。これを全学横断的に支援しているのが、国際連携推進機構(SUOIC)です。SUOICは、2017年10月に静岡大学における国際連携戦略を全学的な観点から検討し、総合的かつ効果的な国際連携の推進を図るために設置された全学組織で、「静岡からグローバル人材を育成する」を方針に掲げ、これまで国際的な教育・研究活動の推進、アジアブリッジプログラム(ABP)等を通じて学生の海外派遣・留学生受け入れを行ってきました。ゾーホージャパンは、外国人留学生の受け入れから修学・学生生活・キャリアまでを支援するSUOICと連携し、2026年8月および9月に実施される国際共修プログラムに協力します。
今回、SUOICがInSPIREの連携先としてゾーホージャパンに着目した背景には、同社がインド発のグローバル企業でありながら、静岡県榛原郡川根本町という山間地域に拠点を構え、地域に溶け込みながら多文化共生を実践している点があります。ゾーホージャパンは2017年に川根本町サテライトオフィスを開設し、町民とインド人社員の交流や、川根高校の生徒がインドの学生と学ぶICTキャンプなど、ITと国際交流を通じた地方創生への取り組みを進めてきました。学生たちは、同オフィスでの滞在を通じて、こうした多文化共生や地域との共創について学ぶとともに、地域が抱える課題についても考察する機会を得ます。
1.【8月】インドで学ぶ:チェンナイ本社訪問でのグローバル研修
静岡大学は、InSPIREプログラムの一環として、2026年8月に学士課程の学生をインドへ派遣します。派遣期間中に、Zoho グローバル本社(インド・チェンナイ)を訪問します。訪問する学生は静岡大学の学士課程学生約14人、引率教員は静岡大学3人・SRM科学技術大学(インド、以下「SRM大学」)1人の合計18人です。訪問では、ゾーホージャパンの親会社であるZoho が提供する「グローバル人材育成研修」など、半日から1日程度のプログラムの提供を受ける予定です。学生は、インド発のグローバル企業がどのように世界規模の事業を築いてきたかを、その経営や企業文化に触れながら学びます。
2.【9月】静岡で学ぶ:川根本町サテライトオフィスでの日印研修
2026年9月には、ゾーホージャパンの川根本町サテライトオフィス(静岡県榛原郡川根本町)にて、静岡大学とSRM大学の学生による共修活動を実施します。参加する学生は静岡大学修士課程5人・SRM大学修士課程5人、引率教員は静岡大学2人・SRM大学2人の合計14人です。学生は川根本町サテライトオフィスに滞在し、3日間で合計16時間程度の学修活動を行います。プログラムでは、ゾーホージャパンの地域に根ざした拠点運営や多文化共生への取り組みについて学ぶとともに、地域が抱える課題について考察します。共修活動は、日本人学生とインド人学生の合同で行い、英語で進行する予定です。
静岡大学副学長(国際戦略担当)・国際連携推進機構(SUOIC)機構長
粟井 光一郎 教授
「ゾーホージャパン様は、インドという文化的背景を持ちながら川根本町という地域に根ざし、多文化共生を体現されている点で、InSPIREが目指す人材育成の理念と重なる部分が多いと感じています。学生たちには、チェンナイと川根本町、双方での経験を通じて、グローバルな視点と地域社会への理解を深めてもらいたいと考えています」
静岡県内には、地域を拠点にグローバルに事業を展開する企業が複数存在し、静岡大学はこうした企業との人材育成面での連携を進めています。今回のゾーホージャパンとの協力も、その取り組みの一つです。静岡大学とゾーホージャパンは、2027年3月にも川根本町で学士課程の学生を対象とした国際共修を予定しており、今後もInSPIREプログラムを通じた連携を継続していく考えです。日本とインドの学生が互いの文化を学び合う機会を広げることで、将来的な静岡地域とインドとの人材交流・経済交流を支える人材の育成に貢献してまいります。
名称:静岡大学国際連携推進機構(SUOIC)設置:2017年10月(前身は2000年設置の留学生センター、2006年設置の国際交流センター)
所在:国立大学法人静岡大学(静岡県静岡市)
方針:「静岡からグローバル人材を育成する」を掲げ、静岡大学における国際連携に関わる戦略を全学的な観点から検討し、総合的かつ効果的な国際連携の推進を図る
主な事業:アジアブリッジプログラム(ABP)、日本インド共創人材育成プログラム(InSPIRE)等
URL:https://www.suoic.shizuoka.ac.jp/aboutus/
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